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盆提灯守り 第一夜 〝迎え火〟
巷ではお彼岸ですね…。
あいかわらず更新してませんね。
す…すいません。

ホント8月末から9月にかけて色々ありまして…
マジで失踪モード入ってました。

会社へ辞表を出してやる~っ!
携帯のメモリーすべて消してやる~っ!って…
結局、してませんけど。
ホント、もっと強くなりたいわ…。

さて、岡野さんから
〝最近、このBlog手抜きっ!〟
ご指摘がありましたので
(手抜きじゃないってばっ!)
今宵からちょっと長めのお話をば…。

ちょっと時期が過ぎちゃいましたが、お盆に纏わる話。
それでは、お付き合い下さいませ…。
〝初めはおいしいバイトぐらいにしか
 思ってなかったんだけどね〟
と久保さんは話し始めた。

以前、勤めていた会社で
お盆前に同じ部署の子らと飲み会をした時のコト。

その夜は何故か…
〝百物語〟をしようというコトになり
…っても、ひとりひとり一話ずつ〝怖い話〟するだけ。

でもって、一番怖い話をした子は賞品として
その日の飲み代を他のみんながオゴルとな。

ちなみに、アタシは話すと洒落にならんという理由で
特別審査員として外された…。
(お~い~っ!)

みんなそれぞれ〝怖い話〟をしていく。
結構、みんな霊体験あるのね…。
サスガにゆうちゃんの黒猫の首の話は怖かった。

そして、仲間の中で一番年上の久保さん(仮名)の番になった。

彼が小さい頃、住んでいたトコロは
近くに小さな山があり、そこにお寺があった。

そして彼が大学生の時、彼のおばあさんの法事があり
その時、お寺の住職にバイトを頼まれた。

そのバイトというのは
お盆四日間の盆提灯守りだった。

その地域では
お盆の四日間、すべてのお墓に盆提灯を立て
夕暮れ時から、ろうそくの明かりを点け
日が落ちるまで灯しておく風習があった。
その盆提灯を管理する人が盆提灯守りだった。

その寺のお墓は山の斜面にあり
以前は住職自らが盆提灯守りをしてたが
年のせいか最近は他の者にお願いしていた。

始めは渋るっていた久保さんだか
バイト料一日一万円につられて引き受けたらしい。
ただし、一日でもサボったらバイト料なし。

そして迎え火の日、彼はその寺を訪れた。
住職の熱烈歓迎を受け、改めて今回のバイトの内容を聞く。

…っても、ただ盆提灯を点した後は、本堂から見張るだけ。
そして、日が落ちたら提灯の明かりを消して終了。
見張りさえ怠らなければ、本堂で自由にしててよかった。

ちなみに、住職の注意事項は

・本堂は飲食可だが、ちらかさない 騒がない
・女の子を連れ込まない
・何かあったら、すぐワシ(住職)を呼べ
 …以上。

さて、盆提灯守り一日目。

思っていた以上に墓地は狭く
作業に手間取るコトなく、すぐに終了。

それからは
大量のマンガを持ち込みで本堂で守り。

そして、そこから見る風景は
夕闇に盆提灯の明かりが浮かび上がって
なかなか幻想的だったらしい。

ふと見ると…
さっき点けたばかりの明かりが消えているお墓があった。

風で消えたのかと思い、そのお墓まで行くと
中のろうそくが燃え尽きていた。

ろうそくは日没までもつと聞いてたので
不思議に思ったが、新しいのを換えて本堂に戻る。

しばらくすると…
また消える。


近くに言ってみると、先程と同じお墓。
中を覗くと、またろうそくが燃え尽きている。
気味悪くなったが、また新しいのに換える。

しばらくすると…
また消えてる。


ほかの盆提灯は何事もなく
それだけ三回もあっという間に燃え尽きるろうそく。

さすがに気味悪くなり、四回目が消えた時は
そこに行くのは躊躇したらしい。

すると、ちょうどいいタイミングで
奥から住職が差し入れを持って来てくれた。

さっそく先程の盆提灯の話をすると
ワシも一緒に行こうっ!というので、しぶしぶそのお墓へ…。

そのお墓に着いた途端、住職は
〝あー、お前さんか~〟
お墓になにやら話し掛けながら、ろうそくを換え始めた。

そして…
〝ちゃんと言い聞かせたから、もう消えるコトはないだろう〟
あっけに取られる久保さんをそのままにスタスタ奥に戻っていった。

住職が言った通り、その盆提灯のろうそくは
その後、消えるコトはなかった。

さて、腑に落ちない久保さん。
帰り際、住職に消えなくなった理由を聞くと…

〝あの新仏さん…あのおばあさんは
 生前、お嫁さんのコトでよくうちに相談に来てな
 よく『家に帰りたくない…帰りたくない…』って泣いとった〟

今日の盆提灯は迎え火だから
もうあの家には帰りたくないと、勝手に消してたんだろう。


そうさみしそうに呟く住職。

でも、まったく〝非現実的な〟コトを
信じていなかった久保さんは
そんな話を聞いても、ただの偶然だと片付けたらしい。
その時はね…。

さて、そろそろ一夜目のろうそくが燃え尽きそうなので
それでは 今宵はこの辺で…。

テーマ:怪談 - ジャンル:

【2007/09/23 23:48】 | あの世・ひんやり | トラックバック(0) | コメント(4)
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コメント
うっ・・・(つω-。)
なんだか悲しいお話ですね。
死んでもなお帰りたくないだなんて、生前よっぽど・・・
もうお亡くなりになったんだったら、えばって「私は帰らない」と出来たらいいのに。
「迎え火=家にかえる道」でもあるからよっぽど消したかったんだろうなぁ
【2007/09/25 20:52】 URL | かしぽ #-[ 編集]
こんばんは~♪かしぽさん。

そうなんですよ~っ!
一体、何があったんでしょうね…。

亡くなってまでそんな悲しい想いしなくてもいいのにね…。
【2007/10/02 23:21】 URL | ねこめ #ja082R02[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2007/11/18 12:06】 | #[ 編集]
↑の方さま

はじめまして。
こんな謎Blogにお越し頂き
ありがとうございます。

時々、普段何気ない時に〝気付く〟コトはあります。
そして、それを伝えいいものかどうか悩みます。

ただ〝あの世〟と〝この世〟のルールの中に
〝当事者から依頼されない限り、干渉してはいけない〟というがあります。
だいたい不思議とそうゆう流れ(伝えるハメ)になりますけどね。

正直、ヒトがヒトの運命に関わるコトは
お互い、リスクを負います…。それを踏まえた上で…。

それに他人から受けた恩〝ありがとう〟は
別の方にお返ししたらいいですよ。
それはまわりまわって、そのヒトの元に届きますから。

〝あの世〟も〝この世〟も
いいヒトも居れば、悪いヒトもいる。
できたら、いいヒトに恵まれたいですよね。

それでは コメント、ありがとうございました。
【2007/11/18 16:31】 URL | ねこめ #ja082R02[ 編集]
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自分にとっては日常でもほかのヒトにはそうでないコトってありますよね。 多分、私にとってはあの世の方々が見えたり、話したり・・・。 そんなアタシの日常です。

いらっしゃいませ~♪

ねこめの生態

ねこめ

Author:ねこめ
島国に生息中。時々、逃亡。
実はかなり小心者。

本業 ほそぼそ会社員
   (今のトコロ)

副業 “あの世”と“この世”の
   世話焼きババア。
   (無駄な抵抗、止めました)

好物 温泉
   ワンコ&ニャンコ

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